Paper Cruxy
会員限定腎臓内科(糖尿病・厳格降圧)RCT・多施設・非盲検(PROBE)N Engl J Med 2010読了 約6分

ACCORD-BP試験:糖尿病で収縮期120mmHg未満を狙っても、心血管イベントは減らなかった
― 「下げるほど良い」の限界を示し、SPRINTと対をなす降圧の基準試験

ACCORD Study Group; Cushman WC, Evans GW, Byington RP, et al. Effects of Intensive Blood-Pressure Control in Type 2 Diabetes Mellitus. N Engl J Med. 2010;362(17):1575–1585.(DOI: 10.1056/NEJMoa1001286 / PMID: 20228401 / NCT00000620)

心血管高リスクの2型糖尿病患者で、収縮期血圧の目標を120mmHg未満(厳格)vs 140mmHg未満(標準)で比較。主要複合(非致死性MI・非致死性脳卒中・心血管死)は有意差なし(HR 0.88、P=0.20)。脳卒中は厳格群で減ったが、重篤な有害事象は増えた。のちのSPRINT(非糖尿病で有益)と対をなす一本です。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。