ウブロゲパント(経口ゲパント)が片頭痛発作を頓挫させる ― 血管収縮なし
Dodick. ウブロゲパント(経口ゲパント)が片頭痛発作を頓挫させる ― 血管収縮なし(ACHIEVE I). N Engl J Med 2019;381(23):2230-2241.(DOI: 10.1056/NEJMoa1813049 / PMID: 31800988 / NCT02828020)
片頭痛発作の急性期治療で、経口CGRP受容体拮抗薬ウブロゲパント(ゲパント)がプラセボより2時間後の疼痛消失(19.2〜21.2% vs 11.8%)と最も煩わしい随伴症状の消失を改善。血管収縮作用がなく、心血管疾患でも使える初の経口ゲパント。
背景・CQ
片頭痛急性期の特異的治療はトリプタンが中心だが、血管収縮作用のため心血管疾患では禁忌・慎重投与だった。
血管収縮のない経口CGRP受容体拮抗薬は、発作を頓挫させるか?
研究デザイン(PICO)
前兆の有無を問わない片頭痛(中等度〜重度の単一発作)(成人)。
ウブロゲパント 50mg または 100mg(必要時2回目可)。
プラセボ(1:1:1)。
2時間後の疼痛消失、最も煩わしい随伴症状(光・音・嘔気のいずれか)の消失。
方法:第3相・多施設・無作為化・二重盲検・プラセボ対照・単一発作。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。