ステント内再狭窄でパクリタキセルDCBは非コートバルーンに優る(米国初のISR向けDCB承認)― AGENT IDE
Yeh. ステント内再狭窄でパクリタキセルDCBは非コートバルーンに優る(米国初のISR向けDCB承認)― AGENT IDE(Paclitaxel-Coated Balloon vs Uncoated Balloon for In-Stent Restenosis (AGENT IDE)). JAMA 2024;331(12):1015-1024.(DOI: 10.1001/jama.2024.1361 / PMID: 38460161 / NCT04647253)
米国40施設のステント内再狭窄(ISR)600人を、AGENT パクリタキセルDCB vs 非コートバルーンに2:1で無作為化(優越性試験)。1年の標的病変不全(TLF=虚血driven TLR・標的血管MI・心臓死)はDCBで有意に低下(17.9% vs 28.6%、P=0.003)。虚血driven TLR・標的血管MIもDCBで低い。手技成功は同等。これにより米国初のISR向けDCBとしてFDA承認(2024年3月)。「ISRに新たな金属層を足さず、DCBで治療する」戦略を米国で確立した、現代の代表的DCB試験。
背景・CQ
米国のISR治療は従来、バルーン形成+追加DES(金属層を重ねる)が中心だった。欧州ではDCBがISRにクラスIA推奨だが米国では未承認だった。
ISRで、パクリタキセルDCBは非コートバルーンに優るか?
研究デザイン(PICO)
冠動脈ISR(病変長<26mm、参照血管径>2.0〜≤4.0mm)(n=600、米国40施設)。
AGENT パクリタキセルDCB(n=406)。
非コートバルーン(n=194)。
1年TLF(虚血driven TLR・標的血管MI・心臓死)の優越性。
方法:無作為化(2:1)・多施設・単盲検・優越性・IDE(NCT04647253、規制承認用)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。