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会員限定敗血症(ステロイド)多施設・無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験JAMA読了 約4分

敗血症性ショックへの低用量ヒドロコルチゾン+フルドロコルチゾン(Annane 2002)

Annane D. 敗血症性ショックへの低用量ヒドロコルチゾン+フルドロコルチゾン(Annane 2002)(Effect of Treatment With Low Doses of Hydrocortisone and Fludrocortisone on Mortality in Patients With Septic Shock). JAMA.(DOI: 10.1001/jama.288.7.862 / PMID: 12186604)

重症敗血症性ショックには"相対的副腎不全"が潜むという発想から、低用量の生理的補充が試みられた。Annane 2002は300例を、ヒドロコルチゾン+フルドロコルチゾン vs プラセボに無作為化。ACTH負荷に反応しない"非奏効者"(=相対的副腎不全)では28日死亡が53% vs 63%(P=0.02)と改善した。ステロイドを敗血症性ショック治療に位置づけた記念碑的試験。ただし後のCORTICUS/ADRENALで再現されず、APROCCHSSで再確認——長い論争の出発点。2002年・登録制度前でnct空欄。

Background

背景・CQ

敗血症性ショックは相対的副腎不全(ストレスに見合う十分なコルチゾール反応が得られない状態)を伴いうる。低用量ステロイドの生理的補充が、特に相対的副腎不全の患者で生存を改善するかを検証した。

クリニカルクエスチョン

相対的副腎不全(ACTH非奏効)を伴う重症敗血症性ショックで、低用量ヒドロコルチゾン+フルドロコルチゾンは28日生存を改善するか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

昇圧薬・人工呼吸を要する重症敗血症性ショックの成人 300例(フランス)。ACTH負荷試験で奏効者/非奏効者に分類

I
Intervention ・ 介入

ヒドロコルチゾン50mg 静注 6時間ごと+フルドロコルチゾン50µg 経口 1日1回×7日

vs
C
Comparison ・ 対照

プラセボ

O
Outcome ・ 評価項目

主要=非奏効者における28日生存

方法:多施設・無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験。登録時に短時間ACTH負荷試験を実施し、コルチゾール上昇≤9µg/dLを非奏効者(相対的副腎不全)と定義。2002年・臨床試験登録制度確立前のため試験登録番号なし。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。