Paper Cruxy
原著を開く
会員限定経皮的冠動脈インターベンション(PCI)無作為化・多施設・第3相Circulation 2010読了 約4分

分岐部は「簡単(プロビジョナル)」戦略が「複雑(系統的2ステント)」に優る(周術期MIが少ない)― BBC ONE

Hildick-Smith. 分岐部は「簡単(プロビジョナル)」戦略が「複雑(系統的2ステント)」に優る(周術期MIが少ない)― BBC ONE(Simple vs Complex Bifurcation Stenting (BBC ONE)). Circulation 2010;121(10):1235-1243.(DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.109.888297 / PMID: 20194880 / NCT00351260)

冠動脈分岐部病変500人(82%が真の分岐部)を、Taxus(パクリタキセル溶出ステント)で簡単(プロビジョナル)vs 複雑(系統的2ステント:culotte/crush)に無作為化。9か月の死亡・MI・標的血管不全(TVF)複合は複雑15.2% vs 簡単8.0%、HR 2.0(P=0.009)で簡単戦略が優位。差は主に周術期MI(11.2% vs 3.6%、P=0.001)による。Nordicと並び、非LM分岐部では簡単(プロビジョナル)戦略が標準であることをDES時代に確立した代表的英国試験。

Background

背景・CQ

ベアメタルステント時代は単ステントが2ステントより良いとされたが、DESは再狭窄が少なく複雑術式で改善する可能性も。

クリニカルクエスチョン

DES時代の分岐部で、複雑(系統的2ステント)は簡単(プロビジョナル)より予後が良いか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

有意な冠動脈分岐部病変(82%が真の分岐部)(n=500、英国)。

I
Intervention ・ 介入

両枝を系統的にステント(culotteまたはcrush)+必須の最終キッシング。

vs
C
Comparison ・ 対照

主枝ステント+必要時にキッシング/T-stent。

O
Outcome ・ 評価項目

9か月の死亡・MI・標的血管不全(TVF)複合。全例Taxus DES。

方法:無作為化・多施設・第3相(NCT00351260)。

この続きは、無料登録で読めます。

登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。

登録すると読める、この先の章
  1. 主な結果
  2. 臨床への落とし込み
  3. 結論
  4. 解釈と限界
  5. Editor's Note(解釈・使いどころ)

すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。

最後まで読める3本も。

どの論文も、冒頭の2章はこのまま読めます。登録なしで最後まで読める解説も3本あります。

無料で読める3本を見る

本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。