生分解ポリマーと耐久ポリマーの現代DESは実臨床で等価(理論的利点は臨床差にならず)― BIO-RESORT
von Birgelen. 生分解ポリマーと耐久ポリマーの現代DESは実臨床で等価(理論的利点は臨床差にならず)― BIO-RESORT(Biodegradable- vs Durable-Polymer Drug-Eluting Stents in All-Comers (BIO-RESORT)). Lancet 2016;388(10060):2607-2617.(DOI: 10.1016/S0140-6736(16)31920-1 / PMID: 27806902 / NCT01674803)
all-comers 3,514人(ACS 70%・STEMI 31%)を、3群1:1:1で比較:Orsiro(超薄ストラット・生分解ポリマー シロリムスDES)/Synergy(極薄・生分解ポリマー エベロリムスDES)/Resolute Integrity(薄ストラット・耐久ポリマー ゾタロリムスDES)。1年の標的血管不全(TVF)は3群とも5%で、生分解ポリマー2種はいずれも耐久ポリマーZESに非劣性(P<0.0001)。ステント血栓も差なし。5年でも同等。「生分解ポリマーと耐久ポリマーの現代DESは、実臨床で等価」を示し、生分解ポリマーの理論的利点(慢性炎症回避)が必ずしも臨床差にならないことを明らかにした。
背景・CQ
耐久ポリマーは慢性炎症→遅発血栓の一因とされ、生分解ポリマーが理論的に有利と期待された。
実臨床のall-comersで、生分解ポリマーDESは耐久ポリマーDESに非劣性か(優るか)?
研究デザイン(PICO)
all-comers(多様な臨床像、ACS 70%・STEMI 31%)(n=3,514、オランダ4施設)。
Orsiro(生分解BP-SES)/Synergy(生分解BP-EES)。
Resolute Integrity(耐久DP-ZES)。
1年TVF(心臓死・標的血管MI・臨床driven TVR)の非劣性(マージン3.5%、ITT)。
方法:無作為化(1:1:1)・多施設・患者/評価者盲検・非劣性。糖尿病で層別化。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。