STEMIでビバリルジン+PCI後高用量持続は死亡・大出血を減らす(後注入が鍵)― BRIGHT-4
Li. STEMIでビバリルジン+PCI後高用量持続は死亡・大出血を減らす(後注入が鍵)― BRIGHT-4(Bivalirudin Plus High-Dose Infusion vs Heparin in STEMI Primary PCI (BRIGHT-4)). Lancet 2022;400(10366):1847-1857.(DOI: 10.1016/S0140-6736(22)01999-7 / PMID: 36351458 / NCT03822975)
STEMIで橈骨アクセスのprimary PCIを受ける6,016人(前治療なし・GPI予定なし、中国87施設)を、ビバリルジン+PCI後高用量持続注入2–4時間 vs ヘパリン単独に無作為化。30日の複合(全死亡またはBARC 3–5大出血)は約3.1% vs 4.4%(HR 0.69)でビバリルジンが低下、全死亡・大出血・ステント血栓も低下し、再梗塞・虚血による再血行再建は同等。「PCI後の高用量持続注入を必須化すれば、ビバリルジンが死亡・大出血を減らす」を示し、過去試験(短半減期による急性ステント血栓でビバリルジンが評価を下げた)の問題を後注入で解決した。STEMIでビバリルジンを復権させた試験。
背景・CQ
ビバリルジンは半減期が短く、PCI直後に中止すると急性ステント血栓が増える懸念があった(MATRIX/VALIDATEで明確な利益なし)。
PCI後に高用量持続注入を加えれば、ビバリルジンはヘパリンに優るか?
研究デザイン(PICO)
STEMIで橈骨primary PCI(n=6,016、前治療なし・GPI予定なし、中国)。
ビバリルジン(ボーラス+PCI後高用量持続注入2–4時間、中央値3時間)(n=3,009)。
未分画ヘパリン単独(n=3,007)。GPIは血栓性合併症時のみ。
30日の全死亡またはBARC 3–5大出血の複合。
方法:医師主導・多施設・非盲検・無作為化(中国87施設・63都市)。橈骨93.1%。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。