カナグリフロジンはMACEを減らしたが、下肢切断と骨折が増えた
Neal. カナグリフロジンはMACEを減らしたが、下肢切断と骨折が増えた(CANVAS Program). N Engl J Med 2017;377(7):644-657.(DOI: 10.1056/NEJMoa1611925 / PMID: 28605608 / NCT01032629)
高心血管リスクの2型糖尿病で、カナグリフロジンはMACEを14%減らし(HR 0.86)、心不全入院・腎も改善。しかし下肢切断が約2倍(HR 1.97)、骨折も増えた。ベネフィットと“切断”という害を並べて評価すべき試験。
背景・CQ
SGLT2阻害薬の心血管ベネフィットは本物か。(CANVASとCANVAS-Rの統合解析)
高心血管リスクの2型糖尿病で、カナグリフロジンは心血管・腎イベントを減らすか?安全性に問題はないか?
研究デザイン(PICO)
既存CVD または高心血管リスクの2型糖尿病(n=10,142、CANVAS+CANVAS-R統合)。
カナグリフロジン 100 / 300 mg。
プラセボ。
3-point MACE(心血管死・非致死性MI・非致死性脳卒中)。
方法:2試験(CANVAS/CANVAS-R)の事前規定統合解析。無作為化二重盲検プラセボ対照。平均追跡約3.6年。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。