進展型SCLCの一次治療でデュルバルマブ+化学療法がOSを延長(トレメリ追加は上乗せなし)― CASPIAN
Paz-Ares. 進展型SCLCの一次治療でデュルバルマブ+化学療法がOSを延長(トレメリ追加は上乗せなし)― CASPIAN(First-line Durvalumab plus Chemotherapy in ES-SCLC (CASPIAN)). Lancet 2019;394(10212):1929-1939.(DOI: 10.1016/S0140-6736(19)32222-6 / PMID: 31590988 / NCT03043872)
未治療の進展型SCLC805人を、デュルバルマブ+プラチナ+エトポシド/デュルバルマブ+トレメリムマブ+化学療法/化学療法単独の3群に無作為化。デュルバ+化学療法はOS中央値13.0 vs 10.3か月、HR 0.73(p=0.0047)で化学療法に優り、3年OS 17.6% vs 5.8%と長期差が持続。一方トレメリムマブ(抗CTLA-4)追加群はOSで有意差なし。IMpower133と並び、ES-SCLCの一次治療を化学療法+免疫に変えた試験(カルボ/シスプラチンの選択肢が広い点が特徴)。
背景・CQ
進展型SCLCはプラチナ+エトポシドが長く標準で予後不良だった。
ES-SCLCの一次治療で、デュルバルマブ(±トレメリムマブ)を化学療法に上乗せするとOSを延ばせるか?
研究デザイン(PICO)
未治療の進展型SCLC(n=805)。
デュルバルマブ1500mg+プラチナ(カルボorシス)+エトポシド(最大4サイクル)→デュルバ維持。
プラチナ+エトポシド単独(最大6サイクル、予防的全脳照射は任意)。
デュルバ+化学療法 vs 化学療法のOS、デュルバ+トレメリ+化学療法 vs 化学療法のOS。
方法:無作為化・非盲検・国際第3相(1:1:1)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。