レスリズマブ(抗IL-5・体重比例静注)は好酸球≥400/µLの喘息で増悪を約50〜59%減らす ― Castro 2015
Castro. レスリズマブ(抗IL-5・体重比例静注)は好酸球≥400/µLの喘息で増悪を約50〜59%減らす ― Castro 2015(Reslizumab for Asthma with Elevated Blood Eosinophils (Castro 2015)). Lancet Respir Med 2015;3(5):355-366.(DOI: 10.1016/S2213-2600(15)00042-9 / PMID: 25736990 / NCT01287039)
中等〜重症でコントロール不良、かつ血中好酸球≥400/µLの喘息953人を、2つの並行第III相試験でレスリズマブ(抗IL-5抗体)3mg/kg 静注 4週毎 vs プラセボに無作為化(52週)。年間の臨床的増悪率を、2試験でそれぞれ50%減・59%減(率比0.50・0.41、いずれもP<0.0001)、FEV1・喘息コントロール(ACQ)も改善。レスリズマブは抗IL-5抗体で、体重比例の静注投与(メポリズマブ/ベンラリズマブの固定皮下注と異なる)が特徴。「抗IL-5の静注製剤も、好酸球≥400/µLの喘息で増悪を約半減する」を示し、好酸球性喘息に対する抗IL-5系の選択肢を広げた。
背景・CQ
血中好酸球高値は喘息増悪のリスク因子。レスリズマブは好酸球の成熟を阻害しアポトーシスを促す抗IL-5抗体。
血中好酸球≥400/µLのコントロール不良喘息で、レスリズマブ静注は増悪を減らすか?
研究デザイン(PICO)
中等〜重症でコントロール不良、血中好酸球≥400/µLの喘息(ICS±追加治療)(n=953、2試験合計)。
レスリズマブ3mg/kg 静注 4週毎(体重比例投与)。
プラセボ。いずれも標準治療に上乗せ。
52週の年間臨床的喘息増悪率。副次:FEV1・ACQ・QOL。
方法:2つの並行・無作為化・二重盲検・プラセボ対照・第III相・多施設・国際。52週。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。