既治療の非扁平NSCLCでニボルマブがドセタキセルよりOSを延長(利益はPD-L1高発現ほど大きい)― CheckMate 057
Borghaei. 既治療の非扁平NSCLCでニボルマブがドセタキセルよりOSを延長(利益はPD-L1高発現ほど大きい)― CheckMate 057(Nivolumab vs Docetaxel, Nonsquamous NSCLC 2nd-line (CheckMate 057)). N Engl J Med 2015;373(17):1627-1639.(DOI: 10.1056/NEJMoa1507643 / PMID: 26412456 / NCT01673867)
プラチナ既治療の進行非扁平NSCLCで、ニボルマブ vs ドセタキセルを比較。OSは中央値12.2 vs 9.4か月、HR 0.73(p=0.002)でニボルマブが優位。PFS中央値は逆転(2.3 vs 4.2か月)するが1年PFSはニボルマブが高い(19% vs 8%)。利益はPD-L1発現が高いほど大きく、低発現/陰性の非扁平では差が小さい(扁平の017と異なりPD-L1依存性)。二次治療の免疫療法を非扁平にも確立した試験で、毒性もニボルマブで大幅に少ない。
背景・CQ
扁平上皮(CheckMate 017)でニボルマブが二次治療の標準を変えた。
非扁平NSCLCでも、ニボルマブはドセタキセルに優るか?PD-L1で効果は変わるか?
研究デザイン(PICO)
1次のプラチナ化学療法中/後に進行した進行非扁平NSCLC(n=582)。
ニボルマブ 3mg/kg 2週ごと(292例)。
ドセタキセル 75mg/m² 3週ごと(290例)。
OS。
方法:無作為化・非盲検・国際第3相。PD-L1発現(≥1%/≥5%/≥10%)で事前規定サブ解析。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。