切除可能NSCLCで術前ニボ+化学療法が病理学的完全奏効とEFSを改善(のちOSも)― CheckMate 816
Forde. 切除可能NSCLCで術前ニボ+化学療法が病理学的完全奏効とEFSを改善(のちOSも)― CheckMate 816(Neoadjuvant Nivolumab plus Chemotherapy in Resectable NSCLC (CheckMate 816)). N Engl J Med 2022;386(21):1973-1985.(DOI: 10.1056/NEJMoa2202170 / PMID: 35403841 / NCT02998528)
切除可能なIB–IIIA期NSCLC 358人を、術前(ネオアジュバント)ニボルマブ+プラチナ併用化学療法3サイクル vs 化学療法のみに無作為化(手術前)。病理学的完全奏効(pCR)は24.0% vs 2.2%、無イベント生存(EFS)は中央値31.6 vs 20.8か月、HR 0.63(p=0.005)でニボ併用が優位。手術の実施可能性・成績を損なわず、有害事象も増えなかった。早期NSCLCで初の術前免疫療法を確立し、のちの最終解析でOSの改善も示した。
背景・CQ
切除可能NSCLCでも再発が多く、術前/術後化学療法の上乗せは限定的だった。
手術前にニボルマブを化学療法に足すと、病理学的奏効と再発抑制が得られるか?手術は問題なく行えるか?
研究デザイン(PICO)
切除可能なIB(≥4cm)–IIIA期NSCLC、EGFR/ALK陰性(n=358)。
術前ニボルマブ360mg+プラチナ併用化学療法(3週ごと3サイクル)→手術(179例)。
術前プラチナ併用化学療法のみ(3サイクル)→手術(179例)。
pCR(病理学的完全奏効)とEFS。
方法:無作為化・非盲検・国際第3相。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。