石灰化病変の前拡張でカッティングバルーンはノンコンプライアントより最小ステント面積を改善 ― COPS
Mangieri. 石灰化病変の前拡張でカッティングバルーンはノンコンプライアントより最小ステント面積を改善 ― COPS(Cutting Balloon vs Noncompliant Balloon for Predilation in Calcified Lesions (COPS)). Catheter Cardiovasc Interv 2023;101(4):798-805.(DOI: 10.1002/ccd.30603 / PMID: 36841945)
IVUSで石灰>100°の石灰化冠動脈病変を、前拡張にカッティングバルーン(CB)vs ノンコンプライアントバルーン(NCB)で無作為化(その後ステント)。主要評価の石灰部の最小ステント面積(MSA)はCBで大きい(8.2 vs 7.3mm²、p=0.035)。デバイス不成功は6.8%(CB)vs 0%(NCB)(NS)。小規模試験ながら、石灰化病変の前拡張でカッティングバルーンが(高圧の)ノンコンプライアントバルーンよりステント拡張を改善することを示し、バルーンベースの石灰修飾の選択肢を補強した。
背景・CQ
石灰化はステント不完全拡張の原因。前拡張に高圧ノンコンプライアントバルーンとカッティングバルーンのどちらが良いか、データが乏しかった。
石灰化病変で、カッティングバルーンの前拡張はステント拡張を改善するか?
研究デザイン(PICO)
IVUSで石灰>100°の石灰化冠動脈病変(イタリア他)。
カッティングバルーン(CB、高圧)で前拡張→ステント。
ノンコンプライアントバルーン(NCB、高圧)で前拡張→ステント。
石灰部の最終最小ステント面積(MSA)と対称性。副次:デバイス不成功・1年TLR/TVR/MACE。
方法:無作為化・多施設・第3相。IVUSで石灰量を評価し選別。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。