左主幹部・大側枝の分岐部ではキッシングを含む手順(PKP)がステント形状で優れる ― CRABBIS
Bianchini. 左主幹部・大側枝の分岐部ではキッシングを含む手順(PKP)がステント形状で優れる ― CRABBIS(Side-Branch Ballooning Sequences in Bifurcation Provisional Stenting (CRABBIS Trial)). JACC Cardiovasc Interv 2025;18(9):1103-1115.(DOI: 10.1016/j.jcin.2025.02.007 / PMID: 40071321 / NCT05559424)
左主幹部または大側枝(径>2.75mm)の分岐部を、主血管(MV)ステント後の側枝バルーン手順でPKP(POT+キッシング+再POT)vs PSP(POT+側枝単独拡張+再POT)に無作為化し、OCTでステント形状(拡張・圧着・偏心を分岐部5区域で評価)を比較した単施設RCT。PKPの方がステント形状が良好(特に側枝スキャフォールディング長が確保され、bail-out側枝ステントが置きやすい)。近位MVの偏心は両者同等。「大側枝・左主幹部の分岐部では、キッシングを含む手順(PKP)が形状的に優れる」を示し、Nordic-Baltic III(小分岐ではルーチンFKBD不要)と対をなす。
背景・CQ
プロビジョナルで側枝を治療する際、最適なバルーン手順は未確定。
LM・大側枝の分岐部で、キッシングを含む手順(PKP)と側枝単独拡張(PSP)のどちらがステント形状で優れるか?
研究デザイン(PICO)
左主幹部または大側枝(SB径>2.75mm)の分岐部(単施設、NCT05559424)。
PKP=POT → キッシングバルーン → 再POT。
PSP=POT → 側枝単独拡張 → 再POT。
OCTによるステント形状(拡張・圧着・偏心を分岐部5区域で評価)。
方法:前向き・無作為化(1:1)・単施設。橈骨動脈>93%、MV前拡張100%。MVステント径・長、POT/側枝バルーン径は両群同等。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。