iFRガイドはFFRガイドに非劣性で、アデノシン不要・短時間・不快症状が少ない ― DEFINE-FLAIR
Davies. iFRガイドはFFRガイドに非劣性で、アデノシン不要・短時間・不快症状が少ない ― DEFINE-FLAIR(iFR vs FFR to Guide Revascularization (DEFINE-FLAIR)). N Engl J Med 2017;376(19):1824-1834.(DOI: 10.1056/NEJMoa1700445 / PMID: 28317458 / NCT02053038)
中等度狭窄(40〜70%)の評価を要する2,492人で、iFR(瞬時血流予備量比、アデノシン不要)ガイド vs FFRガイドの血行再建を比較。1年のMACE(死亡・MI・予定外血行再建)はiFR 6.8% vs FFR 7.0%でiFRが非劣性(差 −0.2%、P<0.001)。iFRはアデノシン負荷が不要で、手技中の不快症状が大幅に少なく(3.1% vs 30.8%)、手技時間も短い。FFRに代わる非充血指標を確立した試験(ただし全死亡が数値上やや多い点は要監視)。
背景・CQ
FFRは虚血評価の標準だが、アデノシン(充血)負荷が必要で、不快症状・時間・コストが手技普及の壁。
充血を要しないiFR(≤0.89を有意とする)は、FFRガイドに非劣性か?
研究デザイン(PICO)
中等度狭窄(40〜70%)で生理学的評価の適応となる患者(n=2,492、安定狭心症が約8割、非責任病変のACSを含む)。
iFRガイド(iFR≤0.89で血行再建)(1,242例)。
FFRガイド(FFR≤0.80で血行再建)(1,250例)。
1年のMACE=全死亡・非致死的MI・予定外血行再建。非劣性マージン3.4%ポイント。
方法:無作為化・多施設・国際・非劣性。盲検下で各指標により治療要否を判定。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。