分岐部の側枝はFFRガイドでも造影ガイドでも1年成績は同等(不要な側枝治療は減る)― DKCRUSH-VI
Chen. 分岐部の側枝はFFRガイドでも造影ガイドでも1年成績は同等(不要な側枝治療は減る)― DKCRUSH-VI(FFR-Guided vs Angio-Guided Provisional Side-Branch Stenting (DKCRUSH-VI)). JACC Cardiovasc Interv 2015;8(4):536-546.(DOI: 10.1016/j.jcin.2014.12.221 / PMID: 25819187)
真の冠動脈分岐部病変で、主枝ステント後の側枝(SB)治療をFFRガイド vs 造影ガイドのプロビジョナルで比較。側枝への治療(バルーン/ステント)は造影63.1% vs FFR 56.3%、側枝ステントは造影38.1% vs FFR 25.9%(p=0.01)でFFRガイドが少なかったが、1年MACEは両群同等。「主枝ステント後にjailed(被覆)された側枝の多くは機能的に有意でなく、FFRは不要な側枝治療を減らすが臨床アウトカムは造影ガイドと変わらない」ことを示し、プロビジョナルで側枝を過剰治療しない根拠を与えた。
背景・CQ
プロビジョナルで主枝ステント後、側枝が造影上狭く見えても機能的に有意とは限らない。
側枝治療をFFRで導けば、造影ガイドより治療を最適化し予後を改善するか?
研究デザイン(PICO)
真の冠動脈分岐部病変(側枝にも病変)(n≈320、中国)。主枝ステント後に側枝を評価。
FFRガイドの側枝プロビジョナル(FFR<0.80で治療)。
造影ガイドの側枝プロビジョナル(造影所見で治療)。
1年MACE(心臓死・MI・TVR)。副次:側枝治療率・ステント率。
方法:無作為化・多施設・第3相(ChiCTR-TRC-07000015)。
この続きは、無料登録で読めます。
登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。
- 主な結果
- 臨床への落とし込み
- 結論
- 解釈と限界
- Editor's Note(解釈・使いどころ)
すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。