NSTE-ACSでOCTは是正可能な問題を検出し機能的結果(FFR)を改善する ― DOCTORS
Meneveau. NSTE-ACSでOCTは是正可能な問題を検出し機能的結果(FFR)を改善する ― DOCTORS(OCT-Guided vs Angiography-Guided PCI in NSTE-ACS (DOCTORS)). Circulation 2016;134(13):906-917.(DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.116.024393 / PMID: 27573032 / NCT01743274)
NSTE-ACS患者約240人を、OCTガイドPCI vs 造影ガイドPCIに無作為化(フランス9施設)。主要評価の手技後FFRはOCT 0.94 vs 造影 0.92(P=0.005)でOCTが高い(小さいが有意な機能的改善)。OCTは拡張不良42%・malapposition 32%・不完全カバー20%・edge解離37.5%を検出し、ステント後拡張を増やし(43% vs 12.5%、P<0.0001)残存狭窄を下げた(7.0% vs 8.7%)。type 4a MIに差なし。「OCTは造影では見えない是正可能な問題を検出し、機能的結果(FFR)を改善する」を示した機序的試験。手技時間・造影量は増える。
背景・CQ
NSTE-ACSの責任病変は造影だけでは最適化が難しい。
OCTが造影を超える情報を与え、術者の判断を変え、機能的結果(手技後FFR)を改善するか?
研究デザイン(PICO)
NSTE-ACSでPCI(n≈240、フランス9施設)。
OCTガイドPCI(n≈120)。
造影ガイドPCI(n≈120)。
手技後FFR(ステント後の機能的結果)。
方法:前向き・多施設・無作為化(フランス)。OCT所見に基づき最適化を許容。
この続きは、無料登録で読めます。
登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。
- 主な結果
- 臨床への落とし込み
- 結論
- 解釈と限界
- Editor's Note(解釈・使いどころ)
すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。