デュロキセチン×線維筋痛症 ― うつの有無に関係なく痛みを抑える
. デュロキセチン×線維筋痛症 ― うつの有無に関係なく痛みを抑える(Duloxetine for Fibromyalgia(Arnold)). Arthritis Rheum 2004;50(9):2974-2984.(DOI: 10.1002/art.20485 / PMID: 15457467)
原発性線維筋痛症207人で、デュロキセチン60mg×2/日 vs プラセボを12週比較。うつの有無に関係なく痛み・線維筋痛症の影響(FIQ)を有意に改善し、その鎮痛効果は気分への作用とは独立=中枢性疼痛調節(下行性抑制系)への直接作用。SNRIを線維筋痛症の治療に位置づけた礎。
背景・CQ
線維筋痛症は広範な痛みを主症状とする中枢性過敏の病態で、うつ・不安の併存も多い。
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害)のデュロキセチンは、うつの有無によらず痛みを抑えるか?
研究デザイン(PICO)
ACR基準の原発性線維筋痛症(n=207、うつ併存38%、米18施設)。
デュロキセチン60mg×2/日。
プラセボ(1週のプラセボ導入後)。12週。
FIQ総スコア・FIQ痛みスコア。
方法:無作為化・二重盲検・プラセボ対照・多施設。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。