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会員限定COPD52週・無作為化・二重盲検・4群・単一MDIN Engl J Med 2020読了 約4分

トリプル療法は増悪を二剤より減らし、320µgブデソニドはLAMA/LABAより死亡も減らす(用量依存)― ETHOS

Rabe. トリプル療法は増悪を二剤より減らし、320µgブデソニドはLAMA/LABAより死亡も減らす(用量依存)― ETHOS(Triple Therapy at Two Glucocorticoid Doses in COPD (ETHOS)). N Engl J Med 2020;383(1):35-48.(DOI: 10.1056/NEJMoa1916046 / PMID: 32579807 / NCT02465567)

増悪歴のある中等度〜最重症COPD 8,509人を、ブデソニド/グリコピロニウム/ホルモテロール(トリプル、ブデソニド320µg=BGF320 と160µg=BGF160)vs グリコピロニウム/ホルモテロール(LAMA/LABA=GFF)vs ブデソニド/ホルモテロール(ICS/LABA=BFF)の4群に無作為化(1日2回、52週)。主要評価の中等度/重度の年間増悪率は、両用量のトリプルが両二剤に優越(BGF320 vs LAMA/LABAで24%減)。さらに320µgトリプルはLAMA/LABAより全死亡が低く(完全な生死追跡でも頑健=ICS急中止だけでは説明されず)、160µgでは死亡の有意差なし=用量依存。ICS含有で肺炎が増加。IMPACTと併せ「反復増悪のCOPDでトリプルは増悪を減らし、十分量のICSを含むトリプルは死亡も減らしうる」を裏づけた。

Background

背景・CQ

IMPACTでトリプルの死亡利益が示唆されたが「LAMA/LABA群でICSを急中止したバイアス」が指摘された。

クリニカルクエスチョン

ICS用量を変えたトリプルは、増悪・死亡を二剤より減らすか? 死亡利益はICS急中止の人工産物か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

中等度〜最重症COPD、増悪歴あり(n=8,509)。

I
Intervention ・ 介入

BGF320(ブデソニド320/グリコ/ホルモ) / BGF160(ブデソニド160)(トリプル)。

vs
C
Comparison ・ 対照

GFF(グリコ/ホルモ=LAMA/LABA) / BFF(ブデソニド320/ホルモ=ICS/LABA)。

O
Outcome ・ 評価項目

中等度/重度の年間増悪率。副次:全死亡・FEV1・SGRQ・肺炎。

方法:52週・無作為化・二重盲検・4群・単一MDI(co-suspension)・多施設・国際。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。