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会員限定虚血性心疾患・冠動脈無作為化・非盲検・多施設・国際・非劣性N Engl J Med 2016読了 約4分

左主幹部(低〜中SYNTAX)でPCIはCABGに3年非劣性(5年で死亡シグナルと論争)― EXCEL

Stone. 左主幹部(低〜中SYNTAX)でPCIはCABGに3年非劣性(5年で死亡シグナルと論争)― EXCEL(Everolimus-eluting Stents vs CABG for Left Main (EXCEL)). N Engl J Med 2016;375(23):2223-2235.(DOI: 10.1056/NEJMoa1610227 / PMID: 27797291 / NCT01205776)

左主幹部病変で低〜中SYNTAXスコア(≤32)の1,905人で、PCI(エベロリムス溶出ステント)vs CABGを比較。3年の複合(死亡・脳卒中・MI)はPCI 15.4% vs CABG 14.7%でPCIが非劣性(HR 1.00)。早期はPCIが有利(周術期MI・合併症が少ない)だが、30日〜3年ではCABGが有利。5年では22.0% vs 19.2%(非劣性域内)だが全死亡が数値上PCIで多く(13.0% vs 9.9%)大きな論争に。左主幹部PCIの根拠だが、解釈は割れる。

Background

背景・CQ

左主幹部病変は大きな心筋がリスクにさらされCABGが標準。だが現行世代の薬剤溶出ステントで、

クリニカルクエスチョン

低〜中SYNTAXの左主幹部病変ならPCIはCABGに非劣性か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

左主幹部病変でSYNTAXスコア低〜中(≤32、施設評価)、両治療に適する患者(n=1,905)。

I
Intervention ・ 介入

PCI(コバルトクロム・エベロリムス溶出ステント、Xience)(948例)。

vs
C
Comparison ・ 対照

CABG(957例)。

O
Outcome ・ 評価項目

3年の死亡・脳卒中・心筋梗塞の複合(非劣性デザイン)。

方法:無作為化・非盲検・多施設・国際・非劣性(→優越も逐次検定)。中央値3年以上追跡、5年延長あり。

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Column

安定冠動脈疾患に、血行再建は要るのか ― 23試験で引く、効く場面と効かない場面の線

COURAGEが予後の利益を否定し、FFRによる病変選択が一度は救済し、ORBITAが症状すら疑い、ISCHEMIAが決着をつけた。しかし試験が否定したのは「安定冠動脈疾患における、予後を目的としたルーチンの血行再建」に…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。