FFR陽性(≤0.80)の安定病変はPCI+薬物が薬物単独に優る(主に緊急血行再建を減らす)― FAME 2
De Bruyne. FFR陽性(≤0.80)の安定病変はPCI+薬物が薬物単独に優る(主に緊急血行再建を減らす)― FAME 2(FFR-guided PCI plus OMT vs OMT Alone (FAME 2)). N Engl J Med 2012;367(11):991-1001.(DOI: 10.1056/NEJMoa1205361 / PMID: 22924638 / NCT01132495)
安定CADでFFR≤0.80(機能的に有意)の病変をもつ患者を、FFRガイドPCI+薬物治療 vs 薬物治療単独に無作為化。主要複合(死亡・MI・緊急血行再建)はPCI 4.3% vs 薬物 12.7%(HR 0.32)でPCIが優り、DSMBの勧告で約7か月で早期中止。差は主に緊急血行再建の減少による(死亡には差なし)。FFR>0.80の病変は薬物だけで良好(レジストリ)。「虚血のある病変はPCI、ない病変は薬物」を示した。
背景・CQ
COURAGEは安定CADでPCIが予後を変えないと示したが、FFRで虚血を確認した病変に絞ればPCIの価値が出るのでは、という仮説があった。
FFR≤0.80の機能的有意病変で、PCI+薬物は薬物単独に優るか?
研究デザイン(PICO)
安定CAD(最大3枝)で、1つ以上の病変がFFR≤0.80の患者(無作為化888例)。全病変FFR>0.80の患者はレジストリ登録し薬物治療(米欧28施設、全体1,220例)。
FFRガイドPCI(薬剤溶出ステント)+最良の薬物治療(447例)。
最良の薬物治療単独(441例)。
全死亡・心筋梗塞・緊急血行再建の複合。
方法:無作為化・非盲検・多施設。DSMBの勧告により約7か月で登録早期中止(主要評価の大差)。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。