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会員限定虚血性心疾患・冠動脈無作為化・非盲検・多施設・国際・非劣性N Engl J Med 2022読了 約4分

3枝病変でFFRガイドPCIはCABGに1年で非劣性を示せず(低SYNTAXでは互角)― FAME 3

Fearon. 3枝病変でFFRガイドPCIはCABGに1年で非劣性を示せず(低SYNTAXでは互角)― FAME 3(FFR-guided PCI vs CABG for 3-vessel Disease (FAME 3)). N Engl J Med 2022;386(2):128-137.(DOI: 10.1056/NEJMoa2112299 / PMID: 34735046 / NCT02100722)

左主幹部を含まない3枝病変1,500人で、FFRガイドPCI(現行世代DES)vs CABGを比較。1年のMACCE(死亡・MI・脳卒中・再血行再建)はPCI 10.6% vs CABG 6.9%(HR 1.5)で、PCIは非劣性を満たせなかった。ただし低SYNTAXスコア(<23)ではPCIが互角〜良好、中〜高ではCABGが優位。5年では死亡/脳卒中/MIは収束するが、MI・再血行再建はPCIで多い。複雑な3枝病変ではCABGが第一選択を再確認。

Background

背景・CQ

3枝病変ではCABGがPCIより良好とされてきたが、過去の比較は造影ガイドPCI・旧世代ステントだった。

クリニカルクエスチョン

現行世代DES+FFRガイドPCIなら、CABGに非劣性か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

左主幹部を含まない3枝病変で、ハートチームが両治療に適すると判断した患者(n=1,500、48施設)。

I
Intervention ・ 介入

FFRガイドPCI(ゾタロリムス溶出ステント)(757例)。

vs
C
Comparison ・ 対照

CABG(冠動脈バイパス術)(743例)。

O
Outcome ・ 評価項目

1年のMACCE=全死亡・心筋梗塞・脳卒中・再血行再建の複合。非劣性マージン:HRの95%CI上限<1.65。

方法:無作為化・非盲検・多施設・国際・非劣性。SYNTAXスコアで複雑性を層別。

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Column

安定冠動脈疾患に、血行再建は要るのか ― 23試験で引く、効く場面と効かない場面の線

COURAGEが予後の利益を否定し、FFRによる病変選択が一度は救済し、ORBITAが症状すら疑い、ISCHEMIAが決着をつけた。しかし試験が否定したのは「安定冠動脈疾患における、予後を目的としたルーチンの血行再建」に…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。