フィダキソマイシンはC. difficile感染の治癒で非劣性・再発を有意に低減 ― Louie 2011
Louie. フィダキソマイシンはC. difficile感染の治癒で非劣性・再発を有意に低減 ― Louie 2011(Fidaxomicin vs Vancomycin for CDI (OPT-80-003)). N Engl J Med 2011;364(5):422-431.(DOI: 10.1056/NEJMoa0910812 / NCT00314951)
C. difficile感染で、フィダキソマイシン vs バンコマイシン(各10日経口)を比較。治癒率は非劣性(約88% vs 約86%)で、再発が有意に低い(15.4% vs 25.3%、P=0.005)。腸内細菌叢への影響が少ないことが再発抑制に寄与。ただし再発低減は非NAP1/027株で顕著で、薬価が高いのが課題。
背景・CQ
C. difficile感染(CDI)はバンコマイシン/メトロニダゾールで治療されるが、約25%が再発し負担が大きい。狭域・腸内細菌叢を温存するマクロライド系のフィダキソマイシンがある。
治癒で非劣性かつ再発を減らせるか?
研究デザイン(PICO)
急性CDI症状+便中毒素陽性の成人(n≈600)。
フィダキソマイシン 200mg×2/日(経口、10日)。
バンコマイシン 125mg×4/日(経口、10日)。
治療終了時の臨床的治癒(症状消失・追加治療不要)。副次:治療後4週間以内の再発、およびglobal cure(再発なしの治癒)。
方法:無作為化・二重盲検・第3相(OPT-80-003)。米国・カナダ・欧州の多施設。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。