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会員限定虚血性心疾患・冠動脈国際・前向き・多施設・無作為化・非劣性N Engl J Med 2022読了 約4分

中等度狭窄では生理(FFR)でも解剖(IVUS)でもよい—FFR優先は不要なPCIを減らす ― FLAVOUR

Koo. 中等度狭窄では生理(FFR)でも解剖(IVUS)でもよい—FFR優先は不要なPCIを減らす ― FLAVOUR(FFR-Guided vs IVUS-Guided PCI for Intermediate Stenosis (FLAVOUR)). N Engl J Med 2022;387(9):779-789.(DOI: 10.1056/NEJMoa2201546 / PMID: 36053504 / NCT02673424)

中等度狭窄(40–70%)の1,682人(非左主幹部、血管径≥2.5mm、韓国・中国18施設)を、FFRガイド vs IVUSガイドに無作為化。いずれも治療の要否と最適化の両方に同じツールを使用(FFR≤0.80で治療/IVUSはMLA≤3mm²等で治療)。24か月の複合(死亡・MI・あらゆる再血行再建)は8.1% vs 8.5%でFFRが非劣性(マージン2.5pp)。FFR群はPCI実施が大幅に少なく(44.4% vs 65.3%)、ステントも少ない。「中等度狭窄では、生理(FFR)でも解剖(IVUS)でも予後は同等。FFR優先は不要なPCIを減らせる」を示した。

Background

背景・CQ

多くのカテ室はFFRかIVUSの一方しか持たない。

クリニカルクエスチョン

1つのツールで「治療の要否判断」と「ステント最適化」の両方を行えるか? FFRガイドはIVUSガイドに非劣性か?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

中等度狭窄(40–70%、視覚評価)でPCI評価中(n=1,682、非左主幹部、血管径≥2.5mm、韓国・中国)。

I
Intervention ・ 介入

FFRガイド(FFR≤0.80で治療、要否と成功評価に使用)(n=838)。

vs
C
Comparison ・ 対照

IVUSガイド(MLA≤3mm²、またはMLA 3–4mm²+プラーク量>70%で治療)(n=844)。

O
Outcome ・ 評価項目

24か月の死亡・MI・あらゆる再血行再建の複合の非劣性(マージン2.5pp)。

方法:国際・前向き・多施設・無作為化・非劣性(韓国・中国)。各ツールを要否判断と最適化の両方に使用。

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Column

安定冠動脈疾患に、血行再建は要るのか ― 23試験で引く、効く場面と効かない場面の線

COURAGEが予後の利益を否定し、FFRによる病変選択が一度は救済し、ORBITAが症状すら疑い、ISCHEMIAが決着をつけた。しかし試験が否定したのは「安定冠動脈疾患における、予後を目的としたルーチンの血行再建」に…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。