EEL基準のOCTサイズ決定で最小ステント面積はIVUSに非劣性(解離・malappositionは最少)― ILUMIEN III
Ali. EEL基準のOCTサイズ決定で最小ステント面積はIVUSに非劣性(解離・malappositionは最少)― ILUMIEN III(OCT vs IVUS vs Angiography to Guide Stenting (ILUMIEN III: OPTIMIZE PCI)). Lancet 2016;388(10060):2618-2628.(DOI: 10.1016/S0140-6736(16)31922-5 / PMID: 27806900 / NCT02471586)
非複雑病変450人を、OCTガイド vs IVUSガイド vs 造影ガイドのステント留置に1:1:1で無作為化(左主幹部・CTO・ISR・バイパス吻合部は除外)。主要評価の最小ステント面積(MSA)はOCT 5.79 vs IVUS 5.89 vs 造影 5.49mm²で、OCTはIVUSに非劣性(外弾性板EEL基準のサイズ決定プロトコルを使用)だが優越せず、造影にも優越せず。ただしOCTで未処置の主要解離・malappositionが最少。「EEL基準でサイズを決めれば、OCTのMSAはIVUSと同等(旧来の内腔基準では小さくなりがち)」を示した代用エンドポイント試験で、OCTIVUS/ILUMIEN IVの前段をなす。
背景・CQ
OCTはIVUSより高解像度だが、初期は内腔基準でサイズを決めるためステントが小さくなりがちだった。
外弾性板(EEL)基準のサイズ決定プロトコルを使えば、OCTのMSAはIVUSに非劣性/造影に優越するか?
研究デザイン(PICO)
- P:非複雑病変でPCI(n=450、29施設、左主幹部/CTO/ISR/バイパス吻合部は除外)。
- I/C:OCTガイド vs IVUSガイド vs 造影ガイド(1:1:1)。OCTはEEL基準でステント長・径・拡張を決定。
- O(主要):post-PCI MSA(独立コアラボでOCT測定)。階層的にOCTのIVUS非劣性→造影優越→IVUS優越を検定。安全性:手技MACE。
方法:無作為化(1:1:1)・多施設・OCT EEL基準プロトコル。IVUS/造影群は最終OCTを盲検取得。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。