会員限定COPD52週・無作為化・**二重盲検**・多施設・国際N Engl J Med 2018読了 約4分
トリプル療法は増悪を二剤より減らし死亡もLAMA/LABAより低い—ただし肺炎は増える ― IMPACT
Lipson. トリプル療法は増悪を二剤より減らし死亡もLAMA/LABAより低い—ただし肺炎は増える ― IMPACT(Single-Inhaler Triple vs Dual Therapy in COPD (IMPACT)). N Engl J Med 2018;378(18):1671-1680.(DOI: 10.1056/NEJMoa1713901 / PMID: 29668352 / NCT02164513)
前年に増悪歴のある症候性COPD 10,355人を、トリプル療法(FF/UMEC/VI=ICS/LAMA/LABA)vs ICS/LABA(FF/VI)vs LAMA/LABA(UMEC/VI)に2:2:1で無作為化(1日1回、52週)。主要評価の中等度/重度の年間増悪率は、トリプルが両二剤に優越(vs LAMA/LABA 25%減〔RR 0.75〕、vs ICS/LABA 15%減〔RR 0.85〕)。肺機能・QOLも改善し、全死亡もLAMA/LABAよりトリプルで低い(完全な生死追跡でHR 0.72)。ただしICS含有群で肺炎が増加(HR 1.53)。「反復増悪のCOPDでトリプルは増悪を減らし死亡も改善しうるが、肺炎リスクを伴う」を示した。デザイン上、LAMA/LABA群でICSを急中止した点に解釈上の留意が必要。
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