イマチニブが慢性期CMLを一変させた(標的治療の幕開け)
O'Brien(IRIS Investigators). イマチニブが慢性期CMLを一変させた(標的治療の幕開け)(IRIS). N Engl J Med 2003;348(11):994-1004.(DOI: 10.1056/NEJMoa022457 / PMID: 12637609 / NCT00006343)
新規診断の慢性期CML(慢性骨髄性白血病)で、BCR-ABL標的薬イマチニブがインターフェロン+シタラビンに圧勝。完全細胞遺伝学的奏効76% vs 15%、進行も抑制。CMLを「致死的な白血病」から「飲み薬で管理する病気」へ変えた、標的治療の金字塔。
背景・CQ
CMLはBCR-ABL融合遺伝子(フィラデルフィア染色体)が原因。当時の標準はインターフェロン±シタラビンか同種移植だった。
BCR-ABLチロシンキナーゼを選択的に阻害するイマチニブは、標準治療を上回るか?
研究デザイン(PICO)
新規診断の慢性期CML(n=1106)。
イマチニブ 400mg/日(553例)。
インターフェロンα+低用量シタラビン(553例)。
完全細胞遺伝学的奏効率、加速期・急性転化への進行抑制。
方法:国際多施設・オープンラベル・第3相無作為化。忍容性不良・無効・進行時はクロスオーバー可。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。