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会員限定虚血性心疾患・冠動脈無作為化・二重盲検・ダブルダミー・多施設N Engl J Med 2011読了 約4分

NSTEMIでアブシキシマブ+ヘパリンはビバリルジンより虚血を減らさず出血を増やす ― ISAR-REACT 4

Kastrati. NSTEMIでアブシキシマブ+ヘパリンはビバリルジンより虚血を減らさず出血を増やす ― ISAR-REACT 4(Abciximab + Heparin vs Bivalirudin in NSTEMI (ISAR-REACT 4)). N Engl J Med 2011;365(21):1980-1989.(DOI: 10.1056/NEJMoa1109596 / PMID: 22077909 / NCT00373451)

クロピドグレル600mg前投与のNSTEMI患者1,721人を、PCIでアブシキシマブ+未分画ヘパリン vs ビバリルジンに二重盲検・ダブルダミーで無作為化。30日の主要複合(死亡・大再梗塞・緊急TVR・大出血)は10.9% vs 11.0%(RR 0.99)で同等、虚血イベント(死亡・あらゆるMI・緊急TVR)も12.8% vs 13.4%で同等。しかし大出血はアブシキシマブ+ヘパリンで有意に多い(4.6% vs 2.6%、RR 1.84)。「GPI(アブシキシマブ)をヘパリンに追加しても虚血は減らず、出血が増える→ビバリルジンが好ましい」を示し、NSTEMIでのルーチンGPIに疑問を投げかけた。

Background

背景・CQ

NSTEMI-PCIで、GPI併用ヘパリン(強い抗血栓)とビバリルジン(出血が少ない)のどちらが良いか不明だった。

クリニカルクエスチョン

NSTEMIで、アブシキシマブ+ヘパリンはビバリルジンより虚血を減らすか(出血はどうか)?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

NSTEMI(クロピドグレル600mg前投与、PCI、n=1,721、独)。

I
Intervention ・ 介入

アブシキシマブ+未分画ヘパリン(n=861)。

vs
C
Comparison ・ 対照

ビバリルジン(n=860)。

O
Outcome ・ 評価項目

30日の死亡・大再梗塞・緊急TVR・大出血の複合。

方法:無作為化・二重盲検・ダブルダミー・多施設(独)。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。