ACSでもIVUSガイドが標的血管不全を減らす(退院後の非手技性MIと再血行再建を低減)― IVUS-ACS
Li. ACSでもIVUSガイドが標的血管不全を減らす(退院後の非手技性MIと再血行再建を低減)― IVUS-ACS(IVUS-Guided vs Angiography-Guided PCI in ACS (IVUS-ACS)). Lancet 2024;403(10439):1855-1865.(DOI: 10.1016/S0140-6736(24)00282-4 / PMID: 38604213 / NCT03971500)
急性冠症候群(ACS)患者3,505人を、IVUSガイドPCI vs 造影ガイドPCI(いずれも現代DES)に無作為化した2段階・多施設試験(中国・パキスタン・伊)。1年の標的血管不全(TVF:心臓死・標的血管MI・臨床driven TVR)はIVUSガイドで低下(約4.0% vs 6.0%、HR約0.67)。差は主に退院後の非手技性MIと再血行再建の減少による。「ACSでも、IVUSガイドが造影ガイドよりTVFを減らす」を示した。脆弱プラーク・血栓・複雑病変の多いACSで画像ガイドの価値を確立し、IVUS-ACS/ULTIMATE-DAPT統合プログラムの一翼を担う。
背景・CQ
画像ガイドは安定例・複雑病変で造影に優ると示されたが、ACSに特化した大規模RCTは乏しかった。ACSは脆弱プラーク・血栓・責任病変の評価が難しい。
ACSで、IVUSガイドは造影ガイドよりTVFを減らすか?
研究デザイン(PICO)
ACSでPCI(n=3,505、現代DES、中国・パキスタン・伊)。
IVUSガイドPCI(n=1,753)。
造影ガイドPCI(n=1,752)。
1年TVF(心臓死・標的血管MI・臨床driven TVR)。
方法:前向き・多施設・無作為化・2段階デザイン(IVUS-ACS/ULTIMATE-DAPT統合プログラム)。1年追跡完了>99.9%。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。