既治療PD-L1陽性NSCLCでペムブロリズマブがドセタキセルよりOSを延長 ― KEYNOTE-010
Herbst. 既治療PD-L1陽性NSCLCでペムブロリズマブがドセタキセルよりOSを延長 ― KEYNOTE-010(Pembrolizumab vs Docetaxel, PD-L1+ Pretreated NSCLC (KEYNOTE-010)). Lancet 2016;387(10027):1540-1550.(DOI: 10.1016/S0140-6736(15)01281-7 / PMID: 26712084 / NCT01905657)
プラチナ既治療の進行PD-L1陽性(TPS≥1%)NSCLC 1,034人を、ペムブロリズマブ(2または10mg/kg)vs ドセタキセルに無作為化。全集団のOSはペムブロ 2mg/kg 10.4か月(HR 0.71)/10mg/kg 12.7か月(HR 0.61)vs ドセタキセル 8.5か月で有意に延長。PD-L1高発現(TPS≥50%)ではHR 0.54/0.50とさらに大きい。5年OS(TPS≥50%)は25.0%。ペムブロを二次治療の標準として確立し、肺がんでPD-L1検査を治療選択に組み込む流れを作った試験。
背景・CQ
プラチナ既治療NSCLCの二次治療はドセタキセル中心だった。
既治療のPD-L1陽性NSCLCで、ペムブロリズマブはドセタキセルに優るか?PD-L1高発現でより有益か?
研究デザイン(PICO)
プラチナ既治療の進行NSCLC、PD-L1 TPS≥1%(n=1,034)。EGFR/ALK陽性は標的薬既治療なら可。
ペムブロリズマブ 2mg/kg または 10mg/kg 3週ごと(最長35サイクル)。
ドセタキセル 75mg/m² 3週ごと。
OSとPFS(全集団およびTPS≥50%)。
方法:無作為化・非盲検・国際第2/3相。OSは2用量とも検定(後にプール)。
この続きは、無料登録で読めます。
登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。
- 主な結果
- 臨床への落とし込み
- 結論
- 解釈と限界
- Editor's Note(解釈・使いどころ)
すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。