Paper Cruxy
原著を開く
会員限定肺癌無作為化・非盲検・国際第3相N Engl J Med 2016読了 約4分

PD-L1≥50%の未治療NSCLCで一次治療ペムブロリズマブ単剤が化学療法に優る ― KEYNOTE-024

Reck. PD-L1≥50%の未治療NSCLCで一次治療ペムブロリズマブ単剤が化学療法に優る ― KEYNOTE-024(First-line Pembrolizumab vs Chemotherapy, PD-L1≥50% (KEYNOTE-024)). N Engl J Med 2016;375(19):1823-1833.(DOI: 10.1056/NEJMoa1606774 / PMID: 27718847 / NCT02142738)

未治療の進行NSCLCでPD-L1高発現(TPS≥50%)・EGFR/ALK陰性の305人を、ペムブロリズマブ単剤 vs プラチナ併用化学療法に無作為化。PFSはHR 0.50(中央値10.3 vs 6.0か月)、OSはHR 0.60でペムブロが優位。5年OSは31.9% vs 16.3%(中央値26.3 vs 13.4か月)と、化学療法群の大半がクロスオーバーしても差は持続。重篤な有害事象も少なく、PD-L1高発現の一次治療を化学療法から免疫単剤へ転換させた試験。

Background

背景・CQ

進行NSCLCの一次治療は長くプラチナ併用化学療法だった。PD-1阻害薬ペムブロリズマブはPD-L1高発現で活性が高い。

クリニカルクエスチョン

PD-L1高発現(TPS≥50%)の未治療NSCLCで、ペムブロ単剤は化学療法に優るか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

未治療の進行NSCLC、PD-L1 TPS≥50%、EGFR/ALK変異なし(n=305)。

I
Intervention ・ 介入

ペムブロリズマブ 200mg 3週ごと(最長2年)。

vs
C
Comparison ・ 対照

プラチナ併用化学療法(4〜6サイクル、非扁平はペメトレキセド維持可)。化学療法群は進行時にペムブロへクロスオーバー可。

O
Outcome ・ 評価項目

無増悪生存(PFS)。副次:OS・奏効率・安全性。

方法:無作為化・非盲検・国際第3相。

この続きは、無料登録で読めます。

登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。

登録すると読める、この先の章
  1. 主な結果
  2. 臨床への落とし込み
  3. 結論
  4. 解釈と限界
  5. Editor's Note(解釈・使いどころ)

すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。

最後まで読める3本も。

どの論文も、冒頭の2章はこのまま読めます。登録なしで最後まで読める解説も3本あります。

無料で読める3本を見る

本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。