PD-L1≥1%の未治療NSCLCで一次治療ペムブロ単剤がOSを延長(利益は高発現が牽引)― KEYNOTE-042
Mok. PD-L1≥1%の未治療NSCLCで一次治療ペムブロ単剤がOSを延長(利益は高発現が牽引)― KEYNOTE-042(First-line Pembrolizumab vs Chemotherapy, PD-L1≥1% (KEYNOTE-042)). Lancet 2019;393(10183):1819-1830.(DOI: 10.1016/S0140-6736(18)32409-7 / PMID: 30955977 / NCT02220894)
未治療の進行NSCLCでPD-L1 TPS≥1%・EGFR/ALK陰性の1,274人を、ペムブロリズマブ単剤 vs プラチナ併用化学療法に無作為化。OS中央値はTPS≥50%で20.0 vs 12.2か月(HR 0.69)/≥20%でHR 0.77/≥1%でHR 0.81とペムブロが優位。ただしTPS 1–49%のサブでは中央値13.4 vs 12.1か月・HR 0.92と利益は乏しく、全体の優越は高発現(≥50%)が牽引。免疫単剤の適応をPD-L1≥1%へ拡大したが、低発現では併用療法も要検討と示した試験。
背景・CQ
KEYNOTE-024はTPS≥50%でペムブロ単剤の優越を示した。
より広いPD-L1≥1%の集団でも、ペムブロ単剤は化学療法に優るか?
研究デザイン(PICO)
未治療の局所進行/転移NSCLC、PD-L1 TPS≥1%、EGFR/ALK陰性(n=1,274、32か国213施設)。
ペムブロリズマブ 200mg 3週ごと(最長35サイクル)。
プラチナ併用化学療法(カルボプラチン+パクリタキセル or ペメトレキセド、4〜6サイクル、ペメトレキセド維持可)。
OSを TPS≥50%→≥20%→≥1% の順に逐次検定。
方法:無作為化・非盲検・国際第3相。地域・PS・組織型・PD-L1(≥50% vs 1–49%)で層別。追跡中央値12.8か月。
この続きは、無料登録で読めます。
登録に必要なのは、メールアドレスとパスワードだけです。カードの登録は要りません。
登録すると、この論文の続きを含めて、毎週3本まで、どの論文でも本文が読めます(毎週月曜にリセット)。
- 主な結果
- 臨床への落とし込み
- 結論
- 解釈と限界
- Editor's Note(解釈・使いどころ)
すべて読みたい方は、登録後にプレミアムを14日間¥0で試せます(カード登録が必要)。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。