完全切除IB–IIIA期NSCLCで術後ペムブロリズマブがDFSを延長(PD-L1によらず)― KEYNOTE-091/PEARLS
O'Brien. 完全切除IB–IIIA期NSCLCで術後ペムブロリズマブがDFSを延長(PD-L1によらず)― KEYNOTE-091/PEARLS(Adjuvant Pembrolizumab in Resected NSCLC (KEYNOTE-091/PEARLS)). Lancet Oncol 2022;23(10):1274-1286.(DOI: 10.1016/S1470-2045(22)00518-6 / PMID: 36108662 / NCT02504372)
完全切除したIB(≥4cm)–IIIA期NSCLC 1,177人を、(必要に応じ術後化学療法後に)ペムブロリズマブ vs プラセボへ無作為化(最長1年)。全体集団の無病生存(DFS)は中央値53.6 vs 42.0か月、HR 0.76(p=0.0014)でペムブロが優位。PD-L1発現・手術術式・化学療法量によらず有益。ただしPD-L1高発現(TPS≥50%)サブはHR 0.82で有意差なしという逆説的結果。術後(アジュバント)免疫療法を選択肢として確立した試験。
背景・CQ
切除可能NSCLCでも再発は多く、術後プラチナ化学療法の5年OS上乗せは約5%にとどまる。
完全切除後に、術後ペムブロリズマブはDFSを延ばせるか?
研究デザイン(PICO)
完全切除(R0)した病理病期IB(≥4cm)・II・IIIA期NSCLC、PD-L1全域(n=1,177、29か国)。ECOG PS 0–1。
ペムブロリズマブ 200mg 3週ごと(最長18サイクル=約1年)(590例)。
プラセボ(587例)。
全体集団のDFSとPD-L1 TPS≥50%のDFS。術後化学療法はIBで考慮、II/IIIAで強く推奨(最大4サイクル)。
方法:無作為化・三重盲検・国際第3相(EORTC/ETOP共同)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。