扁平上皮NSCLCの一次治療でペムブロ+化学療法がPD-L1によらずOS・PFSを延長 ― KEYNOTE-407
Paz-Ares. 扁平上皮NSCLCの一次治療でペムブロ+化学療法がPD-L1によらずOS・PFSを延長 ― KEYNOTE-407(Pembrolizumab plus Chemotherapy, Squamous NSCLC (KEYNOTE-407)). N Engl J Med 2018;379(21):2040-2051.(DOI: 10.1056/NEJMoa1810865 / PMID: 30280635 / NCT02775435)
未治療の転移扁平上皮NSCLC 559人を、ペムブロリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセル(またはnab-パクリタキセル)vs プラセボ+同化学療法に無作為化。OSは15.9 vs 11.3か月(HR 0.64)、PFSは6.4 vs 4.8か月(HR 0.56)でペムブロ併用が優位。奏効率も58.4% vs 35.0%。利益はPD-L1発現によらず一貫。治療選択肢の乏しかった扁平上皮NSCLCの一次治療を免疫+化学療法併用へ標準化した試験(非扁平のKEYNOTE-189と対をなす)。
背景・CQ
扁平上皮NSCLCはペメトレキセドやベバシズマブが使えず、治療選択が限られていた。
扁平上皮の一次治療で、化学療法にペムブロを上乗せするとPD-L1によらずOSを延ばせるか?
研究デザイン(PICO)
未治療の転移扁平上皮NSCLC(n=559)。PD-L1は全域を含む。
ペムブロリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセル/nab-パクリタキセル(4サイクル→ペムブロ維持、最長35サイクル)(278例)。
プラセボ+同化学療法(281例)。進行時にペムブロ単剤へクロスオーバー可。
OSとPFS。
方法:無作為化・二重盲検・プラセボ対照・国際第3相。PD-L1 TPSで層別。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。