進展型SCLCでペムブロ+化学療法はPFSを改善もOSは事前閾値に届かず ― KEYNOTE-604
Rudin. 進展型SCLCでペムブロ+化学療法はPFSを改善もOSは事前閾値に届かず ― KEYNOTE-604(Pembrolizumab plus EP in ES-SCLC, OS Threshold Not Met (KEYNOTE-604)). J Clin Oncol 2020;38(21):2369-2379.(DOI: 10.1200/JCO.20.00793 / PMID: 32468956 / NCT03066778)
未治療の進展型SCLC453人を、ペムブロリズマブ+エトポシド+プラチナ(EP)vs プラセボ+EPに無作為化。PFSはHR 0.75(p=0.0023)で改善(主要評価達成)だが、OSはHR 0.80(中央値10.8 vs 9.7か月、p=0.0164)と事前設定の有意水準(0.0128)に届かず未達。同じES-SCLCでOSを改善したIMpower133(アテゾ)・CASPIAN(デュルバ)と対照的に、ペムブロは一次治療の標準化に至らなかった。統計設計の重要さを示す教育的な"判定割れ"試験。
背景・CQ
ペムブロ単剤はSCLCの後治療で活性を示していた。
進展型SCLCの一次治療で、化学療法(EP)にペムブロを上乗せするとPFS・OSを改善するか?
研究デザイン(PICO)
未治療の進展型SCLC、未治療CNS転移なし(n=453)。
ペムブロリズマブ200mg 3週ごと(最長35サイクル)+EP 4サイクル。
プラセボ+EP。
PFSとOS(事前に有意水準を配分)。
方法:無作為化・二重盲検・プラセボ対照・国際第3相(1:1)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。