Paper Cruxy
会員限定経皮的冠動脈インターベンション(PCI)無作為化・多施設・非盲検N Engl J Med 2021読了 約4分

高出血リスクでは1か月DAPTで完結してよい(虚血は増えず出血が減る)― MASTER DAPT

Valgimigli. 高出血リスクでは1か月DAPTで完結してよい(虚血は増えず出血が減る)― MASTER DAPT(Abbreviated (1-Month) DAPT in High Bleeding Risk (MASTER DAPT)). N Engl J Med 2021;385(18):1643-1655.(DOI: 10.1056/NEJMoa2108749 / PMID: 34449185 / NCT03023020)

高出血リスク(HBR)患者4,579人(全例 生分解ポリマー シロリムスDES=Ultimaster)が、PCI後1か月DAPTを無事完了した後、短縮(直ちに単剤へ)vs 標準(さらに2か月以上=計3か月以上DAPT継続)に無作為化(DAPT中央値34日 vs 193日)。正味有害事象(NACE:死亡・MI・脳卒中・大出血)は7.5% vs 7.7%で非劣性MACCE(死亡・MI・脳卒中)も非劣性大/臨床的に重要な出血は6.5% vs 9.4%(HR 0.68)で優越。「HBRでは1か月DAPTで完結してよい(虚血は増えず出血が減る)」を示し、HBRにおける1か月DAPTを標準にした画期的試験。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。