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会員限定虚血性心疾患・冠動脈無作為化・多施設・2×2部分要因・プラグマティックLancet 2015読了 約4分

橈骨アクセスは死亡・出血・NACEを減らし既定となる—ビバリルジンはヘパリンに明確な利益なし ― MATRIX

Valgimigli. 橈骨アクセスは死亡・出血・NACEを減らし既定となる—ビバリルジンはヘパリンに明確な利益なし ― MATRIX(Radial vs Femoral Access and Bivalirudin vs Heparin in ACS (MATRIX)). Lancet 2015;385(9986):2465-2476.(DOI: 10.1016/S0140-6736(15)60292-6 / PMID: 25791214 / NCT01433627)

侵襲的に管理するACS患者約8,400人を、橈骨 vs 大腿アクセスとビバリルジン vs 未分画ヘパリンの2×2部分要因で無作為化(STEMI約56%・NSTE-ACS約44%)。橈骨アクセスはNACE(死亡・MI・脳卒中・大出血)を低減(9.8% vs 11.7%、RR 0.83、P=0.0092)、MACE(8.8% vs 10.3%、P=0.031)・全死亡(1.6% vs 2.2%、P=0.045)・大出血も低下→「橈骨をACSの既定アクセスに」。一方ビバリルジンはMACE/NACEでヘパリンに有意な利益を示さず(出血・死亡は数値上低いが複合は有意でない、ヘパリン群でGPI多用)。RIVALを超えて橈骨の予後利益を確立した試験。

Background

背景・CQ

RIVALは橈骨の主要複合で差を示せなかった(穿刺部合併症は減少)。

クリニカルクエスチョン

より大規模に、橈骨は大腿に予後で優るか? ビバリルジンはヘパリンに優るか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

侵襲的管理のACS(STEMI/NSTE-ACS、n≈8,400、伊中心)。

I
Intervention ・ 介入

橈骨アクセス/ビバリルジン(2×2部分要因で無作為化)。

vs
C
Comparison ・ 対照

大腿アクセス/未分画ヘパリン(GPIは医師裁量)。

O
Outcome ・ 評価項目

MACE(死亡・心筋梗塞・脳卒中)とNACE(MACE+大出血)、いずれも30日。

方法:無作為化・多施設・2×2部分要因・プラグマティック(イタリア中心)。1年追跡も報告。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。