Paper Cruxy
会員限定経皮的冠動脈インターベンション(PCI)無作為化・多施設・非盲検Circulation 2011読了 約4分

プロビジョナル1ステントでルーチンの最終キッシングバルーンは予後を改善しない ― Nordic-Baltic Bifurcation Study III

Niemelä. プロビジョナル1ステントでルーチンの最終キッシングバルーンは予後を改善しない ― Nordic-Baltic Bifurcation Study III(Routine Final Kissing Balloon vs None After Main-Vessel Stenting (Nordic-Baltic Bifurcation Study III)). Circulation 2011;123(1):79-86.(DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.110.966879 / PMID: 21173348)

冠動脈分岐部病変477人を、主血管(MV)ステント後に最終キッシングバルーン拡張(FKBD)あり(n=238)vs なし(n=239)に無作為化した、FKBDの是非を問う初の大規模RCT。6か月MACE(心臓死・非手技関連のindex病変MI・TLR・ステント血栓)は2.1% vs 2.5%、P=1.00で差なし。FKBD群は手技・透視時間が長く造影剤も増加。8か月造影で側枝再狭窄はFKBDで改善傾向だが、臨床的有益性には結びつかなかった。「プロビジョナル1ステントで、ルーチンのFKBDは予後を改善しない」を示した、分岐部バルーン手技の基礎エビデンス。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。