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会員限定肺高血圧症前向き・多施設・オープンラベル・デバイスRCTCirculation読了 約4分

中リスク肺塞栓への機械的血栓除去 vs カテーテル血栓溶解(PEERLESS)

Jaber WA. 中リスク肺塞栓への機械的血栓除去 vs カテーテル血栓溶解(PEERLESS)(Large-Bore Mechanical Thrombectomy versus Catheter-Directed Thrombolysis in Intermediate-Risk Pulmonary Embolism (PEERLESS)). Circulation.(DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.124.072364 / PMID: 39470698 / NCT05111613)

肺塞栓のカテーテル治療には、血栓を機械的に吸い出す「大口径血栓除去(FlowTriever)」と、カテーテルから血栓溶解薬を流す「カテーテル血栓溶解(CDT)」がある。PEERLESSは両者を直接比較した初のRCT。機械的血栓除去が階層的複合評価(win ratio 5.01)で優越——臨床的悪化やICU使用が少なく、入院も短かった。ただし死亡・出血に差はなく、勝敗は"軟らかい"項目が牽引した点に注意。

Background

背景・CQ

中リスク肺塞栓へのカテーテル治療は増えているが、機械的血栓除去(LBMT)とカテーテル血栓溶解(CDT)を直接比較したRCTはなかった。両インターベンション戦略の短期アウトカムを、階層的複合評価で比較した。

クリニカルクエスチョン

中リスク肺塞栓のカテーテル治療で、大口径機械的血栓除去はカテーテル血栓溶解より短期アウトカムを改善するか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

右室拡大+追加のリスク因子を伴う中リスク肺塞栓 550例(57施設)

I
Intervention ・ 介入

大口径機械的血栓除去(LBMT、FlowTrieverシステム)

vs
C
Comparison ・ 対照

カテーテル血栓溶解(CDT)

O
Outcome ・ 評価項目

主要=階層的複合(win ratio)=(1)全死亡 (2)頭蓋内出血 (3)大出血 (4)臨床的悪化/ベイルアウト (5)術後ICU入室と在室日数(退院または7日の早い方で評価)

方法:前向き・多施設・オープンラベル・デバイスRCT(1:1)。血栓溶解の絶対禁忌例は別の非無作為化コホートへ。24時間時点で呼吸数・修正MRC息切れスコア・NYHA分類・右室/左室比・右室機能を評価。勝敗はwin ratio(Pocockの階層的複合評価)で判定。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。