Paper Cruxy
会員限定循環器RCT・多施設・二重盲検N Engl J Med 2009読了 約7分

PLATO試験:ACSでチカグレロルはクロピドグレルより優れるのか
― より強力なP2Y12阻害が急性冠症候群の予後を改善するか

Wallentin L, Becker RC, Budaj A, et al. Ticagrelor versus Clopidogrel in Patients with Acute Coronary Syndromes. N Engl J Med. 2009;361(11):1045-1057.(DOI: 10.1056/NEJMoa0904327 / NCT00391872)

急性冠症候群(ACS)で、新しいP2Y12阻害薬チカグレロルが標準のクロピドグレルより心血管死・心筋梗塞・脳卒中の複合を有意に減らしたことを示した大規模試験。全体の大出血は同等(ただしCABG非関連の大出血はやや増加)。「より強力なP2Y12阻害がACSの予後を改善する」を大規模に示した、抗血小板療法の転換点です。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。