未治療NSCLCで限定回数トレメリ+デュルバ+化学療法がOSを延長(デュルバ+化学のみは未達)― POSEIDON
Johnson. 未治療NSCLCで限定回数トレメリ+デュルバ+化学療法がOSを延長(デュルバ+化学のみは未達)― POSEIDON(Durvalumab ± Tremelimumab plus Chemotherapy, 1L NSCLC (POSEIDON)). J Clin Oncol 2023;41(6):1213-1227.(DOI: 10.1200/JCO.22.00975 / PMID: 35947884 / NCT03164616)
未治療の転移NSCLC 1,013人を、①トレメリムマブ+デュルバルマブ+化学療法(T+D+CT)/②デュルバルマブ+化学療法(D+CT)/③化学療法(CT)の3群に。T+D+CTはCTに対しPFS HR 0.72、OS HR 0.77(中央値14.0 vs 11.7か月、p=0.0030)で有意に優位。一方D+CT単独はPFSは改善もOSは有意差に至らず(HR 0.86)。限定回数(5回まで)の抗CTLA-4トレメリ追加がOSを押し上げた点が特徴で、SCLCで追加無効だったCASPIANと対照的。
背景・CQ
PD-1/PD-L1+化学療法は標準化したが、抗CTLA-4の上乗せ価値は議論があった。
未治療NSCLCで、デュルバ+化学療法、さらにトレメリムマブ(限定回数)を足すとOSを延ばせるか?
研究デザイン(PICO)
未治療の転移NSCLC(n=1,013)、EGFR/ALK陰性(主要OS解析)。PD-L1全域・両組織型。
トレメリムマブ(限定回数)+デュルバルマブ+プラチナ併用化学療法。
化学療法単独。
D+CT vs CTのPFS/OS、およびT+D+CT vs CTのPFS/OS。
方法:無作為化・非盲検・国際第3相(1:1:1)。PD-L1(≥50% vs <50%)・病期・組織型で層別。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。