エクリズマブがAQP4抗体陽性NMOSDの再発を劇的に減らす
Pittock(PREVENT Study Group). エクリズマブがAQP4抗体陽性NMOSDの再発を劇的に減らす(PREVENT). N Engl J Med 2019;381(7):614-625.(DOI: 10.1056/NEJMoa1900866 / PMID: 31050279 / NCT01892345)
AQP4抗体陽性の視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)で、補体C5阻害薬エクリズマブがプラセボより再発リスクを94.2%減らした(48週で無再発 97.9% vs 63.2%)。NMOSDで初めて承認された治療。
背景・CQ
NMOSDは視神経・脊髄を主に侵す再発性自己免疫疾患で、再発のたびに障害が蓄積する。多くはAQP4(アクアポリン4)抗体陽性で、抗体が補体を活性化しアストロサイトを傷害する。当時、承認治療はなかった。
補体C5を阻害するエクリズマブは再発を防ぐか?
研究デザイン(PICO)
AQP4抗体陽性・再発歴のあるNMOSD(n=143)。
エクリズマブ(抗C5抗体)静注(多くは既存免疫抑制薬を併用)。
プラセボ(2:1)。
初回の判定済み再発までの時間。
方法:国際・第3相・二重盲検・プラセボ対照・time-to-event。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。