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会員限定抗菌薬適正使用・プロカルシトニン多施設・無作為化N Engl J Med 2018読了 約4分

プロカルシトニン提示は米国の下気道感染で抗菌薬を減らさなかった ― ProACT

Huang. プロカルシトニン提示は米国の下気道感染で抗菌薬を減らさなかった ― ProACT(Procalcitonin-guided Antibiotics for LRTI (ProACT)). N Engl J Med 2018;379(3):236-249.(DOI: 10.1056/NEJMoa1802670 / PMID: 29781385 / NCT02130986)

米国14施設で、下気道感染(抗菌薬の要否が不明確)の救急患者にプロカルシトニン(PCT)結果+運用指針を提示 vs 通常診療を比較。30日の抗菌薬使用日数は4.2日 vs 4.3日で差なし、有害事象も同等。PCTは"提示するだけ"では抗菌薬を減らさない(欧州の好結果はアドヒアランス次第)。検査単独に過信しない、という教訓。

Background

背景・CQ

PCTは細菌感染で上がりやすく、抗菌薬適正使用の指標として期待される。欧州試験では下気道感染で抗菌薬を減らせた。

クリニカルクエスチョン

米国の実地で、PCTガイドライン提示は抗菌薬使用を減らすか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

救急受診の成人で、下気道感染が疑われ抗菌薬の要否が不明確な患者(米国14施設、n=1,656)。

I
Intervention ・ 介入

PCT測定結果+運用ガイドラインを担当医に提示(救急で1時間以内、入院後は経時的に)。「推奨」であり強制はしない実地的運用。

vs
C
Comparison ・ 対照

通常診療(PCT非開示)。

O
Outcome ・ 評価項目

登録後30日間の総抗菌薬使用日数。

方法:多施設・無作為化(プラグマティック)。参加施設は質指標の遵守が高い病院。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。