免疫グロブリン大量静注(IVIg)が皮膚筋炎を改善 ― 初のRCTベース承認
Aggarwal. 免疫グロブリン大量静注(IVIg)が皮膚筋炎を改善 ― 初のRCTベース承認(ProDERM). N Engl J Med 2022;387(14):1264-1278.(DOI: 10.1056/NEJMoa2117912 / PMID: 36198179 / NCT02728752)
活動性の皮膚筋炎(DM)で、免疫グロブリン大量静注(IVIg)がプラセボより疾患活動性を改善(16週でTotal Improvement Score ≥20 達成が79% vs 44%)。皮膚筋炎で初めてRCTに基づき承認された治療となった(血栓塞栓に注意)。
背景・CQ
皮膚筋炎は皮膚・筋の慢性炎症で筋力低下と皮疹をきたす。ステロイド・免疫抑制薬が使われIVIgも経験的に用いられたが、大規模RCTのエビデンスがなかった。
IVIgは皮膚筋炎に有効か?
研究デザイン(PICO)
活動性の皮膚筋炎(Bohan & Peter基準、筋力低下+皮疹)(n=95)。
IVIg 2.0g/kg を4週ごと(16週)。
プラセボ(その後オープンラベルでIVIg)。約88%がステロイド併用。
16週でTotal Improvement Score(TIS、0-100)≥20(最小限以上の改善)。
方法:第3相・多施設・無作為化・二重盲検・プラセボ対照。
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