重症ARDSで早期・長時間の腹臥位が死亡を半減させる
Guérin(PROSEVA Study Group). 重症ARDSで早期・長時間の腹臥位が死亡を半減させる(PROSEVA). N Engl J Med 2013;368(23):2159-2168.(DOI: 10.1056/NEJMoa1214103 / PMID: 23688302 / NCT00527813)
重症ARDS(P/F<150)で、早期から1日16時間以上の腹臥位を行うと、28日死亡が16.0% vs 32.8%、90日も23.6% vs 41.0%へ低下(HR 0.42/0.48、NNT約6)。腹臥位を「酸素化の救済策」から標準治療へと変えた。
背景・CQ
腹臥位はARDSの酸素化を改善するが、過去の試験は短時間・軽症中心で死亡改善を示せなかった。
早期に・長時間・重症例で行えば、生存を改善するか?
研究デザイン(PICO)
重症ARDS(P/F<150、FiO₂≥0.6、PEEP≥5、Vt≈6 mL/kg)、12〜24時間の安定化後(n=466)。
早期(挿管<36時間)に腹臥位 ≥16時間/回(平均17時間、平均4回)。
仰臥位のまま(標準)。
28日全死亡。
方法:無作為化・多施設(仏・西、腹臥位の経験ある施設)。全例で肺保護換気+高率に筋弛緩。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。