エルトロンボパグが慢性ITPの血小板を上げ出血を減らす
Cheng. エルトロンボパグが慢性ITPの血小板を上げ出血を減らす(RAISE). Lancet 2011;377(9763):393-402.(DOI: 10.1016/S0140-6736(10)60959-2 / PMID: 20739054 / NCT00370331)
既治療の慢性免疫性血小板減少症(ITP)で、経口トロンボポエチン受容体作動薬エルトロンボパグが、プラセボより血小板を上げ、出血を減らし、QOLを改善。併用するステロイドなどの減量・中止も可能に。ITP治療に“血小板を作らせる”という発想を確立した。
背景・CQ
ITPは自己抗体による血小板の破壊“増加”だけでなく、産生“低下”も関与する。従来はステロイド・免疫グロブリン・脾摘で破壊を抑えてきた。
血小板産生を促すTPO受容体作動薬エルトロンボパグは、慢性ITPで有効か?
研究デザイン(PICO)
6ヶ月以上持続する既治療の慢性ITP、血小板<30,000/μL(n=197)。
標準治療+エルトロンボパグ 50mg/日(必要時調整)(135例)。
標準治療+プラセボ(62例)(2:1割付)。
6ヶ月間の血小板奏効。
方法:第3相・二重盲検・プラセボ対照・無作為化(6ヶ月)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。