イブルチニブが再発・難治CLLの予後を改善 ― BTK阻害薬の確立
Byrd(RESONATE Investigators). イブルチニブが再発・難治CLLの予後を改善 ― BTK阻害薬の確立(RESONATE). N Engl J Med 2014;371(3):213-223.(DOI: 10.1056/NEJMoa1400376 / PMID: 24881631 / NCT01578707)
再発・難治の慢性リンパ性白血病(CLL/SLL)で、経口BTK阻害薬イブルチニブが、抗CD20抗体オファツムマブより無増悪生存・全生存・奏効を改善(PFS HR 0.22)。del17pなど高リスク群でも一貫。CLL治療に標的経口薬の時代をもたらした。
背景・CQ
再発・難治CLL、とくにdel17p/TP53変異例は化学免疫療法が効きにくく予後不良。B細胞受容体シグナルの要であるBTKを阻害するイブルチニブは、標準的抗体薬を上回るか?
研究デザイン(PICO)
1回以上の前治療歴がある再発・難治CLL/SLL(n=391)。
イブルチニブ 420mg/日(病勢進行・不耐まで継続)(195例)。
オファツムマブ(抗CD20)静注・最大24週(196例)。
無増悪生存(PFS)。
方法:国際・多施設・オープンラベル・第3相・無作為化(1:1)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。