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会員限定経皮的冠動脈インターベンション(PCI)無作為化EuroIntervention 2024読了 約4分

ロータブレーター後のカッティングバルーンは最小ステント面積を改善しない(石灰fractureは増える)― ROTA-CUT

Sharma. ロータブレーター後のカッティングバルーンは最小ステント面積を改善しない(石灰fractureは増える)― ROTA-CUT(Rotational Atherectomy + Cutting vs Noncompliant Balloon (ROTA-CUT)). EuroIntervention 2024;20(1):75-84.(DOI: 10.4244/EIJ-D-23-00811)

中等度〜重度石灰化病変60人を、ロータブレーター(RA)後の追加前拡張でカッティングバルーン(RA+CBA、WOLVERINE)vs ノンコンプライアントバルーン(RA+NCBA)に無作為化(その後DES)。主要評価のIVUS最小ステント面積(MSA)は両群同等(p=0.519)。石灰fracture(破砕)はRA+CBAで多い(50.0% vs 22.6%、p=0.028)が、それがMSAの差には結びつかなかった。解離はほぼ全例で内膜にとどまり、30日まで安全。「RA後にカッティングバルーンを足してもステント拡張は改善しない」を示した近年の小規模RCT。

Background

背景・CQ

石灰化はステント不完全拡張の原因で、RAで石灰を削っても再狭窄・MACEは高いまま。

クリニカルクエスチョン

RA後にカッティングバルーンを追加すると、ノンコンプライアントバルーンよりステント拡張(MSA)が改善するか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

中等度〜重度石灰化病変(n=60、多施設)。

I
Intervention ・ 介入

RA+カッティングバルーン(CBA、WOLVERINE)→DES。

vs
C
Comparison ・ 対照

RA+ノンコンプライアントバルーン(NCBA)→DES。

O
Outcome ・ 評価項目

IVUS最小ステント面積(MSA)。副次:最小内腔面積・ステント拡張・解離・malapposition・石灰fracture・30日イベント。

方法:無作為化(1:1)・前向き・多施設・第3相。RAはROTAPRO(バー/血管比0.4–0.6、14万–16万rpm)。CBAはWOLVERINEを1:1サイズ・6気圧目安。

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。