会員限定経皮的冠動脈インターベンション(PCI)無作為化・多施設・第3相JACC Cardiovasc Interv 2013読了 約4分
石灰化病変でルーチンのロータブレーターはDESの遅発内腔損失を減らさない(プロビジョナルが標準)― ROTAXUS
Abdel-Wahab. 石灰化病変でルーチンのロータブレーターはDESの遅発内腔損失を減らさない(プロビジョナルが標準)― ROTAXUS(Routine Rotational Atherectomy vs Standard Therapy for Calcified Lesions (ROTAXUS)). JACC Cardiovasc Interv 2013;6(1):10-19.(DOI: 10.1016/j.jcin.2012.07.017 / PMID: 23266232 / NCT00380809)
複雑石灰化冠動脈病変240人を、ルーチンのロータブレーター(RA)→Taxus(PES)vs 標準(バルーン前拡張→Taxus、必要時のみRA)に無作為化。主要評価の9か月in-stent遅発内腔損失(LLL)はRAでむしろ高かった(0.44 vs 0.31mm、p=0.04)。急性内腔獲得はRAで大きく、戦略成功もRAで高い(92.5% vs 83.3%)(標準群はクロスオーバーが多い)が、再狭窄・TLR・MACEは同等。「ルーチンRAはDES成績を改善せず、バルーン前拡張+必要時RA(プロビジョナル)が標準」を示した代表的試験。
本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。