1か月DAPT後にクロピドグレル単剤にすると出血が減り虚血は増えない ― STOPDAPT-2
Watanabe. 1か月DAPT後にクロピドグレル単剤にすると出血が減り虚血は増えない ― STOPDAPT-2(1-Month DAPT Followed by Clopidogrel Monotherapy vs 12-Month DAPT (STOPDAPT-2)). JAMA 2019;321(24):2414-2427.(DOI: 10.1001/jama.2019.8145 / PMID: 31237644 / NCT02619760)
日本90施設のPCI患者3,045人(全例コバルトクロム エベロリムスDES)を、1か月DAPT→クロピドグレル単剤 vs 12か月DAPT(アスピリン+クロピドグレル)に無作為化。1年の複合(心血管死・MI・脳卒中・definiteステント血栓・大出血)は2.4% vs 3.7%(HR 0.64)で非劣性かつ優越。差は主に大出血の低下(0.41% vs 1.54%)で、心血管複合は非劣性。「1か月DAPT後にクロピドグレル単剤にすると、出血が減り虚血は増えない」を示した、DAPT短縮の代表的RCT。
背景・CQ
現代DESはステント血栓が稀で、長期DAPTの虚血利益が小さく出血が問題。
1か月DAPT後にP2Y12単剤へ切り替えると、虚血を増やさず出血を減らせるか?
研究デザイン(PICO)
PCI患者(n=3,045、全例CoCr-EES、ACS約38%)。
1か月DAPT→クロピドグレル単剤(n=1,523)。
12か月DAPT(アスピリン+クロピドグレル)(n=1,522)。
1年の複合(心血管死・MI・虚血/出血性脳卒中・definiteステント血栓・TIMI大出血)の非劣性。
方法:多施設・非盲検・評価者盲検・無作為化(日本)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。